パセリの備忘録 | シャーロック・ホームズと英国

パセリのふたりが参考にした資料のことや
おもしろかったこと、
ちょっとした事柄、
お知らせなどをつづっております。
絶賛新刊原稿中!(ぜんぶ漢字だ)

 

 

ただ今、大絶賛、夏の新刊原稿中です〜!

表紙は入稿し、中身にかかりきってます。

ラストスパーーート。

 

今回は、もんのすご〜〜〜〜く久しぶりに「おどる探偵」シリーズの配本です。

ホームズ物語の中から、「これ!』という一作品を選んで、それで一冊という。

マンガあり、4コマアリ、初歩的風レポートエッセイあり。

 

とっても久しぶりなんで、楽しく苦しんでやっております。

新刊持参で夏コミ会場に参上しますので、よかったらスペースにお越しください。

 

 

 

ところで、今朝、起きたら机の上に(いっしゅん)ナゾのメモが!

 

 

 

 

「ワトスンの のこと あとがきで」とある。

わたしが、わたしに宛てたメモでした。

 

昨夜寝る間際、もう眠くて眠くて、ちょっとしたネタを思いついたんだけど、起きて忘れてないようにって書いたんだ。

なぜか左手で書いたから、いっしゅんナゾのメモでした。

 

ネタ飛ばなかったからメモって大事〜。

 

 

 

| みんくとじんこ | - | 21:32 | - | - |
夏コミ受かりましたーー!

お知らせ遅くなりました!

夏祭りの招待状、いただきました〜

 

8月12日(土)

東3ホール キ - 03a

しずんだパセリ

 

これで、今までのコツコツも無駄ではないことになります。が、なんかもう6月も後半なんですよ!

時間泥棒がいるよ! ここまでくるとホームズさんを先に……とかもう……いつものパターンが見えてきているような気がするのは気のせいでしょうか?

 

とにかく頑張ります!

 

 

 

| みんくとじんこ | お知らせなど | 01:13 | - | - |
ウェールズに行きてぇ〜

 

カドフェルの原稿

 

からやっつけようと心を決めて、早2か月。

もそもそと図書館で本を漁る私です。

 

もともと我が市の図書館は蔵書数が少ないのですが、ウェールズ関連となるともう片手がいっぱいにならない数。

ウェールズ自体があまり日本人の興味を引かないのか……スコットランドには到底かなわない本の数。

 

と、いうことで日曜日に、新宿のでっかい本屋で資料になりそうな本を探してみましたが、何のことはない、市の図書館なみの少なさは変わりませんでしたw

 

私が、こんなことしているうちに、O女史が! 何と、ウェールズに旅行に行くというお知らせがーーーっっ!!

ウェールズ、しかもシュルーズベリに行くんですって! カドフェルの聖地巡礼するんですって! (T ^ T)

羨ましくてもう。

 

でも、どこをどう回ればいいかよく分からない、という彼女に必殺の現地発行のガイドリーフレットをpdfにして送ってあげました。

これは、以前、もうひとりのO女史がわざわざカラーコピーして送ってくれたものなのです。

 

いつか行くときに、これを訳して持ってくぜ!! と温めておいた必殺ガイド。

ここで放出! このままでは、私、行かないで終わるかもしれんし……。

 

 

カドフェル巡りのパンフ

 

 

 

 

表紙も渋いっす。

著作権あると思うんで、中は上げない方がいいかなと。

 

Googleearthで、行った気持ちになるのも……と、思って見てみたら、余計に本当に行きたくなって虚しさが溢れ出しました。

 

彼女がたっくさん、写真を撮ってきてくれるとのことです!

楽しみにして、原稿に励みまする。

 

 

あっと、『マビノギオン』は、原稿が終わってからまたまとめようと思っております。

| みんくとじんこ | カドフェル | 22:36 | - | - |
マビノギオン 9

かわいそうなお妃さまのヒリアンノン。

苦行を続ける彼女は置いておいて。

 

 

さて、ところ変わって

グウェント・イス・コイドという領地にタイルノン・トウルヴリアントという領主がいました。

 

この領主はものすごく美しい雌馬を持っているのですが、この馬、毎年5月1日の夜に子馬を生みます。

でも必ず子馬が煙のようにどこかに消えてしまうというのが通例。

これに業を煮やし、領主であるタイルノン自らがたった一人で寝ずの番をすることに。

 

何が起こってもいいよう武装したタイルノンの眼の前で見事に美子馬が生まれます。

が、その時外で何やらものすごい音が! 

それが静まったかと思ったら窓から伸びてきた鋭い爪を持つ腕が子馬を引っ掴む。

のを、すかさず剣でバッサリ!!

 

腕と一緒に子馬は無事に馬小屋に。

外ではすごい音と、腕を切り落とされた何かが泣き叫ぶ声が……。

 

真っ暗な夜の中、声を追って駆け出すタイルノンですが、真っ暗すぎて何も見えず。

小屋の方が心配になり戻ってみると、戸口に男の赤子が置かれているのを見つけます。

 

サテンのマントにくるまれていたところから由緒正しい家柄の子に違いない。

ということで相談の結果、子供ができなかったタイルノン夫婦は、実は奥方が身ごもっていたということにして育てることに。

赤子は洗礼式を迎え、グウリ・ウォルト・ユーリン(金髪のグウリ)と名付けられます。

 

そうです。綺麗な金髪だったからです。そのままです。

 

その子、グウリはすくすくと育ち、

1年で3歳児の体格に。

2年で3歳児の体格に。

5歳になる前にはもう、馬丁たちと一緒に馬の世話ができるくらいに成長!

 

そんな頃、領主夫婦は『ヒリアンノンが王子食べちゃった事件』の噂を耳にすることが多くなります。

あまりに悲しい話に涙しながらいろいろ考えるとグウリがそのプウイヒルに似てる! と気づくのでした。

(タイルノンは元プウイヒルの従者だったという)

 

気づいちゃったのに、自分の息子としておくのはどうなのか?

しかもそのせいでヒリアンノンに罪を課したままにしておくのはどうなのか?

 

妻の考え。

  1. ヒリアンノンの罰を解かせたことへの感謝と贈り物
  2. 息子を育てたうえ、返したことへのプウイヒルの感謝
  3. グウリがいい子なら自分たちが育ての親ということを認め、力の及ぶ限り助けになってくれる

 

ということで夫婦会議の結果、グウリをプウイヒルとヒリアノンの元に返すことに。

 

グウリを連れ、アルベルスのプウイヒルの王宮に向かったタイルノンと騎士たちは、門にいるヒリアンノンと遭遇。

背負って連れて行くと言うヒリアンノンの申し出を断り、一緒に王宮内へ。

広間に通った一行は、まず、手などを洗います。

プウイヒルはタイルノンとの再会を喜び、夕食を共に。

 

席順は、プウイヒルとヒリアンノンの間にタイルノン、プウイヒルの反対側にはグウリを中心にして両脇にタイルノンの従者が一人づつ。

 

食後、タイルノンは事情を説明。

『ここにいるのはあなたのご子息です、奥方』

 

その場にいる全員が納得!

ヒリアンノン、思わずこう口にします。

『まことに、もしこれが真実なら、わたくしの 悩み プリデリ も、これで終わりとなります』

 

それを聞いたディヴェドの長老が

『奥方! 息子にはプリデリと名付けなさるがよい』

 

元の名前が良いのでは? というヒリアンノン。元の名前がグウリと聞いた長老は、やっぱプリデリがいいと主張。

そこにプウイヒルがプリデリ派で参戦。

理由は『この子についての吉報を受けた時に母親が口にした言葉だから』だそう……。

 

そして、この名前がいいと主張した長老がプリデリの養育を任されることに。

 

タイルノンは、後ろ髪を引かれつつ、自分の領地に戻ります。

が、その際、

美しい宝石・見事な馬・選び抜かれた犬などをお土産に! 

と、差し出されたものを一品も受け取らないで帰ります

 

その後、

プリデリは立派な青年に成長。

 

年老いたプウイヒルが寿命を全うし死んだのちはプリデリがディヴェド7州を統治。

民からも臣下からも愛される領主に。

そして

イストラド・ティウィの3州と、ケレティギュアウン(現カーディガン)の4州を所領に加え、

これはサイシヒルヒの7州と呼ばれた。

 

この後、プリデリは妻を娶ります。

名前はキグヴァ。

ブリテン島の貴族であるカスナル公の

息子である『豊かな髪のグロイウ』の息子であるグウィンの娘だとのこと。

 

 

以上で、マビノギの第1話、終了です!

 

 


 

お土産をもらって帰るのは違う! と全て断り帰るタイルノンに心打たれますが、

何ももらって帰らない旦那を奥方がどう迎えたか……。

なんて少し考えちゃった私です。

 

さて、子馬が消える5月1日。

それはメイデイ! 冬が終わり、夏が来る! ケルト的に不思議なものが蠢く日!

長い爪を持つ、何か。

赤子をさらい、子馬をさらい、どこでどう生きているのか謎の存在ですが

そんなものがリアルに生きていた頃のお話ですから。

 

そんな頃ですが、ちゃんとキリスト教が入ってきてるのが『洗礼』があることでわかります。

 

1060年から1200年頃にあったお話がマビノギの元だというのが今の説らしいです。

カドフェルの生まれたのが1080年、修道士になってのシリーズ1話目が1137年。あらあら、まっただなか!

カドフェルの物語の中でも、まだウェールズはイングランドと同じようにはキリスト教への変換が完成していないので、

摩訶不思議な存在もまだまだ生きている時代のことです。

 

 

この手の話を読んでいて、『それ大事?』と思うのが

『一行は、広間に入ると、手などを洗った。』

みたいなところ。

 

でも、このようなところから。

おお、広間で手を洗うんだ、と、わかることは意外とこの頃の習慣を知る上で重要なんだと思う次第です。

 

同じく『サテン』が身分の高い者しか身につけられない生地なのだというのも分かります。

そして、席順もその点で重要なのと、

この物語がもともとは語られていたものであるので、聞く人にとっては頭の中に、物語を思い描きやすいのが大事だから、このようになるのかと。

 

さて、次はようやく第2話に入ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| みんくとじんこ | カドフェル | 17:25 | - | - |
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